あー、話変わるけど、

なんか新しい内閣が発表されて、「よし、コレで景気が良くなる!」みたいなかんじなんかな、世間様は。



てか、子供手当てなんかに「財源ガー、ばら撒きガー」なんて言ってた人らは、10年で200兆出費するってのに、何処に行ってしまったんだろうか、と。


つか、きょうび、いくら政府が金を企業や銀行に撒いたところで、経済指標は上がるかも知んないけど、俺みたいな市民っつーか、庶民ってーか、普通の人の金回りが良くなるかどうかってのは、殆ど関係無くなってるじゃないかと思うんだがなぁ、と。


世の中の所謂「経営者」的に、「労働者は買い叩いてナンボ」みたいな「くうき」がデフォになってるんで、経済指標を上向いて企業に金が回ってきても、「コレは俺が優秀だからオレの物」とシャチョさんやジューヤクさんの給料が上がっても、社員や外注やへの支払いが良くなる訳じゃないんじゃないかと。


大体、「景気が良くなる!」言ってる学者さんですら

 一般に賃金交渉は、インフレ率+生産性向上がベースとなっていることが多い。であれば、若干遅れても交渉の頑張り次第で賃上げは可能である。

デフレ論者たちのばかげた批判をすべて論破する!これまで20年間、完璧にはできなかったデフレ脱却を安倍政権が成し遂げたなら大成功だ(髙橋 洋一) | 現代ビジネス | 講談社(3/5)

「頑張り次第で」って…何すか、そこは「自己責任論」ですか。この人、一般的なギャラ交渉の現場について何か知ってんのか、って感じだなぁ。
有名人とかなら別だろうけど、普通の人にとってはギャラは下げられる事は有れど、交渉して上げる何て事はほとんど無いんじゃないか。
出来るとしたら、「安過ぎる仕事はしない」(その代わり、チョイ暇にはなってしまう)程度の事じゃないかしら、と。


逆に「若干遅れても」の遅れが∞に発散して、物価はインフレしてんのに、ギャラは変わらんか逆に下がったりして、いよいよ苦しくなるんじゃないか、とか思ったりするんだけどね、オレは。