映画なんかも

見に行かんとイカンなぁ、とか。
なんか今年の夏は色々とSF的に注目な作品が多い気がするな。


いま上映中の「パシフィック・リム」は、自分のネット上の観測範囲では大絶賛だったりするんで、見ておいた方が良いんだろうけど。
けどなんか、イマイチ踏ん切りが。


いや、予告編はHDで何度も見ている程興味は前からあったんだけど、なんかね、初見でロボットの造形に「グッ」と来なかったんだよね、実は。
その、どうも間接の大きさのバランスとか、装甲パネルが「鉄工所でグラインダーで仕上げました」的なディテールとかが、なんつーか自分の「観たい物」とチョッとズレていると言うか、何と言うか。
少なくとも、あの明らかにメカな間接が入っている造形なのに、関節の大きさが(俺的には)小さ過ぎる所が、こう、「絵の下手な奴が描いた『ぼくのかんがえた最強ロボット』」チックでどうもなぁ、と。


もちと、自分は未来っぽい造形見たかったなぁ、と。
まぁ、意図的なのかも知れないけどね、なんせ、監督が子供の頃見た日本のロボットアニメが発想の原点だから、「先を見る」SF作品というより「後ろを振り返る」作品だからね。


そういう意味では9月公開の「エリジウム」が、もしかしたら来るかも知んない未来*1、を描いている作品だと思うんで、そちらが期待だな。


とは言えね、聞く所によるとエンドロール見れば、ギレルモ監督は日本のロボットアニメや特撮にリスペクト満タンで作品作ったのは明らからしいんで、そこはソレ、(薄くても)ヲタな自分は見に行かんとイカンですな、エエ。

*1:内容的にも造形的にも