ネット見ていたら、

映画評論家の町山氏の映画『RUSH』についての解説を見掛ける。

まぁ、RUSHは観に行くつもりではあったので、映画の内容その物よりも、解説聞いて今のオッサンである我々がガキの頃、自動車そのものがカッコ良かった頃、そんな時代の事を思い出して、涙に咽ぶなど。
第一次F1ブーム*1スーパーカーブームとか、ああ懐かしいと言うか、確実に人生に影響しているよねぇ。


で、上の解説の冒頭の、「寺尾聡の「シャドーシティ」のBGMにニキ・ラウダがドライヴするBMWが出てくるCM」を探してみたり。したらば、やっぱりと言うかyoutubeにあったり。
UPして下さった方に感謝。


上のムービーの30秒辺りから。うはー、懐かしい;゚(´△`)゚;。そしてカッコいい。
や、若い子にしてみたらサングラスのオッサンが、古いBMW運転しているだけじゃん、てなモンだろうし、今は自動車からカッコ良さと言うか「オーラ」みたいなモンが無くなってるから分かんないかも知んないけど、当時は、「伝説の」ニキラウダが軽く(=最速の)ドリフトしながらコーナー抜けていく様を見れるなんて夢みたい、みたいなそんなノリ。
てか、初めて気が付いたけど、撮影してるのニュル(旧)なのな。当時は気が付かないというか、知りませんでしたよ、エエ。今ではForza脳のおかげで、何処のコーナーかさえも分かりますが。
同じラウダ氏出演のCMではこんなバージョンも。


つか、当時のタイヤのCMってさ、極めてマニア好みの演出よな。上のMovのラウダ氏出演の一つ前のCMは、ドライバーがあのポール・フレール「先生」でしょ。しかもクルマはアルピナB7だったりするでしょ。
もうね、特に当時のヨコハマのCMのヲタクさ加減は酷いね(褒め)。いやほんと。



あ、けど、BSも負けてはいませんよ、と。

「ディープだ。」
デイトナが2台、絡み合う様に森を抜けていく、、、。イイ、凄く良いです…。このCMにも完全に感化されているなぁ、俺は。



と、まぁ、今のマニア気味のオッサン世代には斯様に影響の大きいCMだったりするんだが。
やはり、こういうMOVなんぞもあったりする。

「ロォオングゥ・ヴァアジョ〜ン、、、」
ふひひひひ、そうだよ、その通りだよ(何が。
ADVANデカールも張ってあるしさ。
元になってるのは、こちらの2分30秒からのCM

モンテカルロのSSをクワトロでポールフレール先生の運転で。

あ、あと上の4分からのCMも俺には強烈な印象があるんだよね。
911カレラが通り抜けるだけ。現代音楽風味のインストのみ、ナレも無し。ちょうシンプル。
今じゃこんなCM、企画通らないンと違うか?




つか、所謂テレビ放送ってのを殆ど見なくなって久しいんだが*2、番組そのものもそうだし、CMも、こう、視聴者の想像力を刺激するというか、想像を広げる余地があるCMって少なくなっている感じがするんだけど。
ひたすら、具体的、分かり易く、ってのが、演出もそうだし映像的にも順光、露出ノーマルみたいな、そんな感じが。


80年代のカッコいいCMって、それこそピーカン不許可、逆光は勝利、みたいな気がするんだが、どうだろ、と。

*1:”たいれる”P34とか、コジマF1とか、な。

*2:普段はCSとかHDDレコーダーに録画した特定の番組しか見ない