台風やら

なんやらで、土曜の午後からは大雨になる予報だったので、前の晩にはパンクしていた後輪のチューブを換え、早起きして走り出す予定だったのだが。
目覚しで起きる事は起きたのだが、えらい疲労感。多分、先週、熱帯夜が続いたのと日の出が早くて睡眠時間が短めだったのが溜まっていたのだろうか。昨晩は大雨が来るという事で涼しくて、眠りが深かったので、余計に。


という訳で、遅めに出発。午後には戻れるよう、いつものコースを所々ショートカットして走ってきた。
とは言え、出来るだけ短時間に纏める為、途中のコーヒー・ショップでの軽食も端折って連続走行したので、体への負荷はそれなりにあったな。


そんなこんなで昼までに戻ってきたのだが、いつまで経っても予定の「大雨」が降らない。降雨レーダーをネットで見ると、23区辺りを避けるかの如く雨のマークが流れていって、結局、自分の住んでる近辺は深夜まで雨が降らなかったな。
むむ、こんな事なら、日差しも無かった訳だからして、もっと走っておけば良かったなぁ。


さて、

この前、交換したリアサスである。
走った感じ、壊れたオリジナルよりも微小な振動を吸収しているみたいだ。体重に合わせてエア・スプリングを調整しているのが効いているのかな、と。
ただ同時に、オリジナルでは感じる事の無かったボビング(ペダリングのトルク変動とリアサスの共振でサスが伸び縮みする事。)が僅かながら発生しているようで、体感でペダリングが100rpmを超える(一般的にロードでは90rpm位で回す、と言われている。)辺りから顕著になり、明らかにペダリングし難くなる。
まぁ、けど、街中をスルスル走る、と言った用途からすると、自分としてはボビングし始めたらギアを掛けるシグナル程度に考えていればいいか、と言う事で取敢えずこの状態で使ってみよう。
どうしても不快に感じれば、サスの空気圧を上げれば良い(共振する周波数をずらす)から、まぁ、様子見だな。



あと、

昨晩に交換した後ろホイールのチューブである。
暫く前に、自宅で作業をしていたら、玄関の自転車を置いてある辺りから「バシュゥーッ」と空気が急激に漏れる音が。停めてある自転車の後輪を押してみるとペコペコに凹むので、放置状態で自然にバーストしたのである。
でも心当たりがあったので、「ああ、やっぱりか」と。


というのも、このところ不意なパンクが連発していて、暫く前に走行時に(今回と違って)前輪が同じく急激に抜けてチューブを交換したんだな。で、これが空気圧を管理している上に、何か異物を拾った訳でなく、リム側の面が縦に数センチ裂けているという症状で。しかも前回チューブを交換してから2年位しか経っていない、という。
リム側に裂け目、特別薄くもないチューブで2年持たないのは、ちょっとおかしいなぁ、と思っていたんだな。


使っていたのは、ETRTO406の表記優先で買った、シュワルベ6SVのチューブ。
箱書きの対応表にもシュワルベ・マラソンレーサーと書いてあったのでソレを使っていたのだが。実は、最初に買ったときから「なーんか、タイヤの太さに比べて、細身のチューブだなぁ」と思っていたのよね。
其れからというもの、6SVのチューブでリム側が裂けたり穴開いたりしてパンクすることが3回も。それぞれ、ある程度期間が離れているとは言え、これは症状が不自然、かつ共通だし、回数が多すぎる。
ひょっとして、チューブがタイヤに対して心持ち細くて、自分みたいに「ちゃんと空気を入れて」*1いるとチューブが張り過ぎてパンクと言う事ではないだろうか、と考えた。


そんな事もあって、6SVより一回り太い(20x1.50〜1.75)パナのチューブを1本買って前輪の修理をした。
予備チューブはと言うと、パナのチューブが万一に不適合な場合に備えて、(細さに疑問がありつつも)一応メーカー表記のシュワルベ6SVを買って、サドルバッグに入れて走っていたのな。
まぁ、チューブの適合なんてパンクでもしないとドウコウ言えないので、結果が分かるのは大分先かな、と思っていたのだが。
偶然に次の週末、今度は後輪に釘が刺さって文句無しのパンク*2。現場で予備のシュワルベ6SVに交換して家まで帰ってきたのだ。


そんなこんなで、後輪も6SVに換えたのだが、遅かれ早かれパンクするかも知れない、なんて思っていた。
そしたら、この項の冒頭のように、玄関に停めてある自転車からバースト音が。
なので、「ああ、やっぱり」と。



タイヤを開けてみると、やはりリム側に数ミリの裂け目が。これは、もうETRTO40-406のマラソンレーサーには「6」のチューブでは細くて厳しい、というのは確定だな、と。
そんな訳で、後輪も前輪と同じパナのチューブに交換。もうこれで、多分、リム側の裂け目によるパンクは解決するだろう。(いや、して欲しい。たのんますよ、と。)


ところで、

後輪に嵌っていた、7年前の購入時からトラブルフリーだったチューブを見てビックリした事が。
てのも、チューブがシュワルベ「5」SVの18インチ1.75〜2.35なチューブだったのよな。
ただ、見た目の太さはむしろマラソンレーサーに合いそうだし、径もそれほど違いがある様に見えない。交換したパナのチューブに雰囲気は近い。
こちらが7年使って、不運で釘が刺さるまでトラブルフリー。片や6SVはリム側に原因不明の裂け目が連発、よってチューブの太さが6SVだとETRTO40-406のマラソンレーサーにはシビアである、と言う事で俺的には決着してしまった。(いや、メーカーの適合表には載っているのは判っているけどね)
念のためシュワルベのサイトで確認すると、ETRTO40-406のマラソンレーサーの適合チューブは、6、6A、そして「7」とある。
で、「7」は20×1.5〜2.5のサイズとなっているので、6よりかワンランク太い。
むむ、メーカー自身、一回り太いチューブも「適合」としているのか…。
むしろ俺的には「6」の細さは不適なんではないかと思ってしまうな…。


あと謎が一つ。
つか、俺のJetstream P8のタイヤ周りは、ずいぶん昔に書いたリムフラップの件といい、謎が多すぎる。


果たして、適合表にも無い本来18"用のチューブを履かせたのは、工場なのか、あるいはショップなのだろうか?*3また、今回、後輪は前輪と違って、リムフラップがポリライトみたいな“まともな”物だったのだけど、これは一体なんで?また、誰がやったんだぜ、と。リムフラップは間違い。過去の日記見ると、これは自分で入れ替えていた。

*1:自分の場合、規定上限の6bar

*2:こういうパンクは、前輪が釘を踏んで跳ね上げる→跳ね上がった釘を後輪が踏んで(刺さって)パンク、と言うメカニズムなので、単なる運の問題

*3:いや、これは「吉」と出ている対応だけど