『HILL CLIMB GIRL』など

を視聴したり。

  • …色々と、納得がいかない部bu…(ry。色々な意味で、もにょ…(ry。
  • あ、冒頭の校門手前で2人がシャカシャカとダンシングしてる辺りは良く出来てるな。
  • キャラのシェーダーというか、テクスチャなんかも良く出来てるな。
  • 美術も綺麗ですなぁ。

まぁ、無粋な突っ込みだとは思うけど。
主人公の女の子が「敵」の男の子に「上りを引かせ」て、ゴール直前で前走を刺すってのは、汚い手っつーか「マナー違反」なんじゃないか、と。
ステージレースなんかでタイムが先行している者が、「自分に挑戦してくる者」の後に付くのはアリだけど、それでもゴール直前で刺すのは褒められた事じゃないんだよなぁ、とか。


では、作品中のウィギンスが同じ様にゴール前でピュッと飛び出して勝ったのはどうなの、と言えば。
アレは、同じジャージを着ているチームメイトに「チームプレーとして引いてもら」って、更に他チームのエースとタイムを詰める/引き離す為に「チームのエースとしてステージを勝つ必要*1がある」から、ああいうレース風景が許されるのよね。


…とか書いてみたが、あまりにも無粋だなぁ、なんて思ったので、後で消すかも。


それにしても、フルームじゃなくて、ウィギンスなのはなんで…?
風貌からして、日本の女の子ならウィギンスよりフルームの方なんではないか*2とか思ったり。


…総じて、なんか納得がいかない部分が多い作品であった。*3

追記

色々ネットを見ていると、どうもネタ的には『アオバ自転車店』の“坂道のオンナ”からインスパイアされてるみたいだ、という説が。
「LINEマンガ」で公開されていたから見たけど、なるほどな、と。

あと、

加えてもう少しヲタな事書いておくと。


前の作品の『龍の歯医者』のスタッフロール見てて思ったんだけど、かなりヒューマンリソースを豊富に突っ込んでるんだな。尺を考えるに劇場版に迫るのではないかと。今作についても、かなり余裕のある座組みな感じがするんですが。


まぁ、実はみんな他にメインの仕事を抱えながら、なんてんだったら別だけど、『龍の歯医者』についても

比較的短い時間…といっても5分程度で通常のTVシリーズ一本以上の時間を使っているのでかなり贅沢だよね…で作られる作品は濃密で良いですな。

という話も見かけたし、今作の女の子が付けてるウィギンスのキーホルダーは海外のデザイナーの許諾を取るという手間を掛けてるとか、結構、贅沢な「仕事」であると言うのは、それ程間違ってはいないかと。


で、だな。


一応、日本アニメ(ーター)見本市ってのは、

期間、予算等を制限した中での企画開発、R&D、人材育成、自由な創作の場として
この先の映像制作の可能性を探るWEB配信アニメーションシリーズです。

って事なんだけど、上で書いた事や、関わってる人の名前見るに映像で飯食うのに全然不自由しない人しかいない感じがするし、どうなんだろなー、と。


というのも、だいぶ前にNHKの特撮(パロ)映画「ゲハラ」について書いたけど、それと同じ感じ、つまり、既に地位を確立させた方々でだけ楽しんでる感じがするんだよなぁ…。
コストを抑えてとか、埋もれている才能をドウコウとか、メジャーには乗り難い内容の企画をアレコレ、とかじゃない感じがするんだよね。


あ。
もしかして、上記の「可能性を探る」ってのは「映像制作製作(体制)の可能性」って事なのかな。
アニメーションや企画の内容自体は既存の所謂“ハイエンド”を狙っていく、と。
「内輪で楽しめて、視聴者も楽しめて(ネット使う事で)商業的にも成り立つ」そんな新しい製作フローと言うか、マネタイズの仕組みというか、なんかそんなのを確立するのが目的なのかな、と思ったな。

*1:ボーナスタイムなど

*2:「濃い」んです、ウィギンスは。

*3:上りのゴールで肘入れるのってどうなの、とか。